熱を持って家での課題をこなしているため、12月の西新宿での心理セラピーが楽しみだった。
どこまで深まるのだろうか、ワクワクと同時にドキドキもあった。
大阪でもかなり強烈な無意識状態を経験したのだから。
そのあと聞いた暗示も脳に入ってくる感じだった。
で、その日がついに来た。
前回の大阪から更にパワーアップした聞いてたが、今回も大阪を軽く越えていた。
「何なんだ! この感覚は!」
もう強烈だった! すごかった! やばかった! そしてとんでもないトランス状態だった。
もうリラックス感にすら打ちのめされた、ひたすら脳内モルヒネみたいなものが火山のように噴出した感じだった。
普通、リラックス感はしみじみ味わうものだろうけど、これは強烈なリラックス感という相反する体感だった。
もう動きたくない、浸っていたい! 感覚だった。
頭の中でグルグルと「何なんだ、この感覚は!」「すごい、すごすぎる」「うわ、何だ、これ」ばっかり頭を支配されていた。
でも、意識がないわけじゃなく、寝ているわけでもない。
脳は強烈に活性していながらも、リラックスに打ちのめされている感覚だった。
経験した人じゃなければわからない世界だし、神業に違い岩波さんのテクニックだ。
よくぞ、ここまで、人間の心理と脳の変化を技術にまで昇華させたなー。
変性意識状態なんて状態をはるかに超えているし、暗示が浸透できるレベルだったのは間違いない。
しばらく打ちのめされたように浸っていたら、ただ寝ていただけなのに、更に強烈な感覚が襲った。
すーっとさらに自分の内面奥深くに吸い込まれるような感覚だった。
これがめちゃくちゃ気持ちよい!
間歇泉のように時々わき上がり、更に深みに自分を吸い込むような感じだった。
前回を越せないだろうと思っていた感覚体験を今回もはるかに越してしまった。
岩波さんの言う「この百倍、千倍も深まる」という言葉に嘘偽りはない。
聞いた時は「えっ、本当かよ!」と思っていたけれど、本当だった。
充実して家での課題をやっていたこともある。
それと岩波さんの更なる技術的進化が組み合わさって、今回の驚くべき体感につながったんだろうと思う。
ノーベル賞ものの魔法の技術だ(魔法じゃなく、必然的な技術だそうだが)。
人間の脳につながる「ツボ」みたいなものがあるらしい。
それが感覚的にわかるようになったとのこと。
感覚体感についての感想はこれまでにしておいて、今度は暗示浸透や打ちのめされたように浸っていた時の感情の噴出体験について書いていきたい。
頭がすっきりした時、心も憑きものが落ちたようにすっきりしていた。
長い間の感情的抑圧が出てくれたんだと思う。
それでは、また次回に。