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Channel: カリスマ鬼才岩波英知さんのこと(ドリームアート)
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テレビの催眠ショーについて

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テレビでよくやる催眠ショーを見て、催眠のすごさを目の当たりにして、催眠療法に興味を持つ人は多いみたいだ。
でも、あれにはカラクリがある。
とはいえ、催眠自体ちゃんと存在するし、催眠状態も確実にある。
催眠とは意識がない状態で操られているわけじゃないことも書き添えておきたい。

俺も催眠療法を受けてきたが、まず催眠状態に入ることが難しい。
多くの人は、たぶん催眠に入っていないと思う。
せいぜい「手が自然に上がっていく、下がっていく」「手が重くなる」といった暗示に反応するだけだろう。
それくらい、催眠療法というのは、潜在意識から悩みの元を治すことができないばかりか、簡単な暗示にも反応しにくい。

でも、テレビの催眠ショーでは、笑ってしまうくらいに被験者がアホみたいに操られてる。
あれには一種のトリックがある。とはいえ、詐欺でもない。
なぜあんなに操られているかというと、
被暗示性が非常に高い種類の人間がいて、その人だけにかけていること。
そうじゃない人は、催眠術師の方で最初から排除している。
また、被暗示性が高い人も、やっぱりテレビカメラというものがある以上、通常よりもいっそう「回されている」状態にアクセルを踏む。
演技ではないんだけど、ショーというものである以上、被験者も協力しているのだ。

それで一度、催眠術師と被験者の間に一種の信頼関係が出来上がる。
その人の言葉で操られてしまうという事実が、次の暗示に更に反応しやすくなる。
これは被暗示性が高まっていき、さらにショー的な恥ずかしい笑ってしまうような暗示にかかってしまう(猿になったり、豚になったり)

俺も催眠術ショーを見て、潜在意識を操ってもらって、心の根っこの自分で届かない領域の種を取り除いてもらいたいと思ったから、催眠療法に興味を持った。
しかし、現実はそう甘くない。
暗示にかかったとしても、暗示のレベルがある。
手が上がるとか重くなるという暗示は、催眠の中でも下のレベルだそうだ。
感情的なコントロールや記憶部分のコントロールが暗示によってなされないと、潜在意識の悩みの種は取り除けない。

俺はそこまで達することで、心の重荷が取れていったから間違いないと思う。
とてもじゃないけれど、最初に通った催眠療法じゃ20年通い続けても、そのレベルまで達していなかったに違いない。
なぜかというと、まずその催眠療法の先生への実力不足と経緯の不足がある。
相互信頼関係があってはじめて、暗示は脳の奥深くに達してくれる。
被暗示性が高まる以前に、信頼関係が崩壊してしまう。

だから、催眠って本当に難しいと思う。催眠術ショーならともかく、心理療法としての催眠は特に。
テレビの催眠術ショーについて、岩波さんと話した時、そのカラクリを教えてもらった。
なるほど、実際に催眠にかかっているけれど、ほんの数パーセントの人を選び出しているからだし、ショーとしての協力もあるわけなのか! と合点がいった。
催眠療法士の腕は、本物は本当に本物だし、雑魚はどこまでいっても雑魚に過ぎない。
ピンキリの世界なのだ。

どっかのサイトで読んだが、悩んでいる人は特に催眠状態に入りづらいらしい。
警戒心、雑念のかたまり、過剰な自意識と防衛本能……

そんな人間が催眠療法を受けても、数パーセントの割合でしか浅い催眠状態にしか入れないそうだ。
それじゃ、催眠状態なんかはるかに超えた超トランス状態を味あわせてくれる岩波さんとは何なのか!?
天才、鬼才でも表現が足りないかもしれない。
その力量を最大限発揮してもらうためにも、家での課題はやってこよう。
誰よりもがむしゃらに、見返り求めず!

12月には岩波さんに会えるから楽しみだ。
最近、確実にレベルの違うトランス状態体感と高度な暗示にかかるようになってきている。
俺はとんでもない体感をしているのかもしれない。


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