岩波先生のトランス状態に誘導する技術はこの世ならざる尋常じゃない別次元の威力があるけれど、だからこそ知っておいたほうがいいことがあります。
あの技術は多くの人の悩みを克服させ、願望達成の大きな力となっていることは事実だし、今では有名人がこぞって受けたがるほど格段にレベルが上っている。
誰でも、忙しい人だってトランスに入れて、脳がパカっと開く体感を得られるようになっている。
昔は体が硬い人ほど努力をしなくてはいけなかったが(でも乗り越えた時の感動は格別だった!)、潜在意識や無意識の扉が開かれることはさほど苦ではなくなってきている。
まあ、心構えとか覚悟は必要だけど、その意志さえあれば、他の方法では一生到達不可能な、別次元の瞑想状態、無意識状態、脳覚醒状態と言われる深い意識に誘導される。
岩波先生に任せていれば間違いない。
ただし注意点というか知っておくべきことがある。
それは心の内面の奥深くに自分の精神が到達できるということは、それだけ見たくもないものを見るかもしれないということだ。
そして、体が硬い人ほど、最初の段階で気持ち悪さや胸焼けや虚脱感に陥ることも知っておいたほうがいい。
みんななるわけではないし、見たくないものを見ないまま、深いトランス状態で自浄作用が働いて心が楽になる人も多いが、トランス状態に入るだけで恐怖感を持つ人がいるのも事実。
そんな人は、岩波先生の技術にびっくりしてしまう。
そして、不安になる人もいるだろう。
まあ、何の実感もなく、うんともすんとも言わない何の脳にも意識にも働きかけることができない心理療法や瞑想法に比べたら、そうなるだけでも奇跡なのだが、やはり自分の体だ。
心配になってはどうしようもない。
続けていれば必ず突破口が開けて、みんながいう「気持ちいい!」「悩みがなくなった!」「もうどうでもいい!」「すべてが見えた!」といった達観した世界に行けるのだけど、最初でへこたれたら意味がない。
だから知っておいてほしい。
最初の段階で防衛本能があり、体が硬い人は心構えとして、見たくないものを見たり、気持ち悪くなることもあることを。
それを乗り越えるためには、ストレッチ法とトランス呼吸法はやっておいたほうがいい。
そうすれば体が慣れ、脳も慣れて、先生の技術の威力ゆえのギャップを感じなくなっていく。
そうなったら、心の処理が出来るようになるし、心が本当に洗われるようになる。
そこまでは我慢! そして目的に向かってめげずに頑張る心が必要だ!
応援している!!
そういうことがない人もいるけれど、それは幸せなことだから、障壁がない分だけもっと呼吸法をやってこよう。